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2008年11月23日 (日)

骨髄移植 3.幹細胞採取・幹細胞輸注・輸血・各種予防

3-1.幹細胞採取
1)骨髄採取
全身麻酔で腸骨から採取する。
採取メンバーはには麻酔医と採取者数名、骨髄液処理担当など。
詳細手順は、骨髄採取マニュアルに詳しく記載されている。
www.the-convention.co.jp/jsbt05/cyber/theme/detail/JMDP-3.pdf

ドナーは予め輸血用に自己採血を行う。
採取にはディスポーザブル穿刺針をもちいる。
一回の皮膚穿刺で数回深さを変えて、吸引(3~5ml/回)を行う。
穿刺回数は数十回。骨髄採取量は1000ml程度。
採取後、圧迫止血を行う。

骨髄採取中の事故は、全身麻酔による。1.5万件に一件の割合で死亡事故が報告されている。

ドナーは採取後3日程度入院する。後遺症としては、採取部(腰部)の痛みがある。痛みの程度は、個人差がある。

2)末梢血幹細胞採取
①ドナー
末梢血中の幹細胞を増加させるために、顆粒球コロニー刺激因子(granulocyte-colony stimulating factor : G-CSF )を5日間投与する。投与後4日もしくは5日目より、採取を開始する。
採取には通常、両腕が用いられる。一方の腕から採取が行われ、幹細胞を装置で連続分離後、再びドナーのもう一方の腕に返血される。
目標採取料は、CD34陽性細胞個数をレシピエント体重1kg当たり2~3×10^6程度とする。

なお目下の所、末梢血採取法は骨髄バンクでは採用されていない。

②自家移植
化学療法の寛解期に採取を行う。末梢血中の幹細胞は、治療のための化学療法によって増加するので、これにG-CSFを併用して、①と同じ方法で採取する。採取した幹細胞は、冷凍保存しておく。

3-2.幹細胞輸注
1)非凍結幹細胞の場合
輸注時の発熱を防止するためにヒドロコルチゾンが前投与される。
赤血球適合の場合、液量は1000ml程度となる。400ml/時以下の速度で、輸注を行う。
赤血球主不適合の場合は、予め赤血球除去処理が施され、輸注液量は少量となる。赤血球溶血防止のため、ハプトグロビンが前投与される場合もある。

2)凍結幹細胞の場合
冷凍保存バックを37℃高温槽で急速解凍する。解凍後は、凍結防止剤による幹細胞損傷を避けるため、直ちに輸注を実施する。
解凍後の輸注方法は、1)に同じ。

以降、執筆中です。

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